« 声優ライブトーク感想☆ | トップページ | 安倍吉俊 lain画集☆ »

2005年8月24日 (水)

『星になった少年』見てきました☆

やっぱ、何って、柳楽くんですよね。

すべてが素晴らしいわけじゃない、拙い部分もたくさんある。だけど、ぐっと掴んでくるポイントがあるんですよね、彼には。ここぞってところでたまらない表情をする、たまらない一言を吐く。

彼の負の感情の表現は絶品だ。(なんかやすっちい表現だけど、それは私の文章力がないだけなんで許して。でもほんとなの、絶品なの) ただ黙ってどこかを見つめてる、それだけなのに、それがなぜか、いろんなものを背負ってる表情になる。ぽつりと捨てるようにつぶやく一言が、とても重く、それでいて何気なく、それゆえに心の一番奥の言葉に聞こえる。

表現してやるぞーって前面に押し出しすぎてない。自己主張が少ないっていうか。見せ付けてこない感じがいい。サービスっぽくない演技がいい。狙ってない感じがいい。言い方悪いかな。でも本当、サービスとかじゃなくてありのままな感じがするの。

や、本人がどんなつもりで演技してるかは知らないけどね。(本当はすごい魅せるぞって気持ちでやってたらごめん。)

でも、あんまり小器用にはなって欲しくない。演じてます、どーん。みたいな芝居はして欲しくない。素っぽい柳楽が好きです。いつまでも、あんまりやる気なさそーな感じで、サービスする気なーい感じで「きっかけは~フジテレビ」って言っててほしい。

一番感動したシーンは、母親に向かって「おふくろに俺の気持ちが分かるのかよ」(セリフうろ覚え)って言うシーン。

言って彼はその場を走り去るんだけど、その入り去る一瞬、目から涙がこぼれる。よく見てないと見逃してしまうような、一滴の雫を落として走り去る。目から直接落ちるから、頬を伝った後が残ったりしない。泣き顔を押し付けがましく見せたりしない。

ああ、なんて欲がないの! 「はい、ここ良いシーンですっ!」みたいなのがまったくない。「俺の泣きの演技を見てくれ!」みたいなのがない。

でも、その一滴の涙がすごく印象的だった。逆にすごく切なかった。がんがん涙流して悲しがられるより、ずっと。

そんな感じで、ビバ、柳楽くんです♪

周囲の大人の方々&動物たちはみんな良い味出してます。良いキャラ。

さりげなく笑えるシーンも結構あるし。(夏休みで子ども連れも多かったせいか、劇場内に笑いが起こるシーンもありました☆)

柳楽くんが狙って来ない分、ここは狙ってます。ちゃんと笑える。

あ、もちろん柳楽くんにも笑えるシーンありますけどね。タイで虫を食べるよう薦められた時の表情は必見! マジムリっすって素っぽい表情がナイス!

そして、笑いもあればもちろん涙もあり。最後に洟をすするお客さんがちらほら見られました。

作品の完成度的には、まだまだな部分もありますが、(ストーリーの穴とか?)全体的には楽しめる作品に仕上がってると思います。特に柳楽くんが気になる方は是非!

|

« 声優ライブトーク感想☆ | トップページ | 安倍吉俊 lain画集☆ »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/129277/5621827

この記事へのトラックバック一覧です: 『星になった少年』見てきました☆:

» 残された家族の生き方を考えた◆『星になった少年』 [桂木ユミの「日々の記録とコラムみたいなもの」]
6月19日(日)試写会(TOHOシネマズ木曽川)にて どれくらい前のことだったかよく覚えていないが、「日本人で初めてタイに渡って象使いの勉強をし、象の楽園を作ることを夢見て亡くなっていった青年」のドキュメンタリー番組を観たことがあった。これは「観た」といううちに...... [続きを読む]

受信: 2005年8月28日 (日) 07:50

« 声優ライブトーク感想☆ | トップページ | 安倍吉俊 lain画集☆ »